雑記
一つ上に移動日本成年後見法学会シンポジウムに参加して
2月4日、日本成年後見法学会によるシンポジウム「高次脳機能障害者と成年後見制度の活用」が開催され、
パネルディスカッションが行われました。
〔1〕
東京慈恵医大リハビリテーション医師橋本圭司先生から「高次脳機能障害の特性と医学的リハビリテーション」と題し、高次脳機能障害者の特性や脳外傷者が抱える問題点、また、脳外傷リハビリテーションへの提言などの発表をされました。
(1)特性
・記憶障害:過去に獲得された情報(経験)の利用が出来ない状態。(記憶の成り立ちには登録、保持、再生がある)
・注意障害:ぼんやりしていて、何かをするとミスばかりをする。二つのことを同時にようとすると混乱する。
・遂行機能障害:自分で計画を立ててい物事を実行することが出来ない。人に指示してもらわないと何も出来ない、行き当たりばったりの行動をする。
(2)問題点
・受傷原因の多くが交通事故である
・若年者が多い
・受傷後長期のライフステージが残されている一方で、凍死者、家族へのサポートシステムが無い
・就労支援のシステムが確立されていない
・脳外傷者への支援体制の地域格差が大きい
・高次脳機能障害者支援モデル事業後も、通常の障害者サービス、介護保健サービスのみでは、脳外傷者 の抱えた問題への対応は困難である
※独自の支援システムの構築が必要である
・介護者亡き後の受け皿
・就労支援
・利用可能なリハ資源
(3)脳外傷リハビリテーションへの提言
・脳外傷のリハビリテーションは、身体及び認知障害を正しく認識し、人の機能や能力の再構成に役立つ技術の学習を援助する。
・この複雑な要求に対するには、特別な治療環境とシステムの構築が必要である。
・そのシステムは、包括的で、統合されていて、異なる要素がそれぞれの独自性を維持しながら、共通の目的に向かっているものでなくてはならない。
続きは「資料」の方で。
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ある思い出
久しぶりに本棚の整理をしていて見つけた思い出です。
息子は高校2年生(16歳)で事故に遭い、高校生活を断念し重度身体障害者の養護学校へ通いました。
養護学校を卒業していく息子の一言が学園新聞に載っていました。
「息子の一言」
私の母が書いた文章の中で「アッという間の2年間でした」とありますが、私にはきらら学園へ来てからの2年間は、本当に長い2年間でした。
学園生活では迷うことは、沢山ありました。楽しい事も沢山ありました。書くことの出来ないくらいの気持ちが、数多くありました。
この気持ちを踏み台にして、社会人として頑張って働いていきたいです。
追伸
土岐、山田、久美子さんを立派な姿にしてやってください。
ガッツだファイト頑張れ!! 先輩より。
「母より」
学園へ来てからアッという間の2年間でした。養護学校がどう言うところかあまり知りませんでした。
いろいろな人たちとの出会いが私たち親子にとって大きな宝物になったと思います。
息子も20歳になり、先日成人式を迎えました。
みんなより少し大きな高校生として、卒業していきます。
今、大人としての第一歩を踏み出そうとしています。
これからも、きらら学園で得た者を大切にしていってほしいと思います。
学園新聞を読みながら久しぶりに養護学校での息子を思い出しました。
事故に遭わなければ楽しい高校生活を送っていたのに、思いもしなかった養護学校。
友達は皆、大学、就職とそれぞれに羽ばたいていくのに自分はどうして養護学校へ行かなければならないのか?
毎日毎日、学園へ行くのがが辛く友達もいない、普通の会話が出来ない、そんな環境の中、学園を辞めさせようと何度思ったことか。
親として、そんな息子を不憫に思いました。
でも、息子はその辛く長い学園生活を耐えて、一廻りも二廻りも大きく成長して卒業しました。
養護学校へ通わせたのが良かったのかどうかは解りませんが、今は元気に仕事に行っています。(それなりに問題はありますが)
時々養護学校でお世話になった先生や後輩の事が話題に上ったり、時間が合えば学園へも出かけています。
事故から11年、それぞれ事故に遭った年齢や環境は違いますが皆、今を一生懸命生きています。
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障害者自立支援法①
平成18年4月から障害者自立支援法が施行されます。
各市町村に委ねられた今回の制度は、利用者にとってどの様に変わってきたのでしょうか。
身体、知的、精神の3障害の一元化が言われ、共通のサービスが受けられるようになりましたが、それに伴い当事者にとってもかなりの負担が増えてきそうです。
○福祉サービス
・公平な負担 みんなで支える福祉~定率一割負担と実費負担~
【サービスの利用量と所得に応じた負担金】
・在宅サービス利用者と施設利用者のバランスが考えれ、施設を利用されている方の食費、光熱水費は自
己負担になる
○自立支援医療(公費負担医療)
・更正医療、育成医療、精神通院公費、の手続きや医療費自己負担金の仕組みが共通化されます。
- 基本は一割の定額負担になる
- 世帯の単位は、住民票上の家族ではなく、同じ医療保険に加入している家族を同一世帯とする
- 入院時の食費は入院と通院の公平を図る視点から原則自己負担となる
- 高額治療継続者は、負担能力別に上限を設け、負担の軽減を図る
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国土交通省への要望書①
※平成17年12月5日、国土交通省自動車交通局保障課ヒアリングが行われ、日本脳外傷友の会東川悦子会長より要望書が提出されました。
日頃より自動車事故被害者対策にご尽力いただいている事に、当事者団体として感謝申し上げます。
この度、自賠責保険制度の見直しに当たり、当会の意見聴取の機会を頂きましたことに深く感謝いたします。自賠責保険の今後のあり方検討が開始された当初jは、交通事故による 脳外傷を原因とする高次脳機能障害が主な会員である当会もまだ全国に少数しか結成されておらず、社会的認知も低い状況にありました。現在では、各地に正会員団体、及び準会員団体を擁する高次脳機能障害関連の最大の組織となり正会員数も2000名を越えました。
厚生労働種による高次脳機能障害支援モデル事業では当事者団体として主導的な活動を担う団体に成長しております。
自動車事故後遺症者は増加しており、特に高次機能障害者は救命率の増加と共にむしろ拡大しているものと思われます。
医療づくし制度の枠組みの対策だけでは、家族支援など交通事故被災者が求めている必要な急剤が高じられません。
自賠責保険制度のあり方検討においては、以下の諸作を実施し被災者救済の促進をおはかりいただけますよう、切にお願い申し上げます。
要望書
1.無保険者、ひき逃げなどの被害者救済対策
無保険者や、ひき逃げなどの被害者対策は、現行の補償額では高次脳機能障害を負って、社会復帰や、社会参加の機会を失った後遺症者の、生涯にわたる生活の保障が行えません。
特例事項を勘案した救済策を早急に制定してください。
2.自賠責保険等級基準の抜本的見直しを!
自賠責保険の等級基準は労災保険基準に準拠しています。労災の認定基準は先般改訂はされましたが基本的には昭和20年代に作られた者を骨格にしており、身体の機能障害に着目したものであり、当時想定されていなかった、脳の機能障害に着目したものではありませんでした。また、介護の定義が曖昧であり診断する医師の解釈により大きく左右されます。労災基準に準拠するのは自賠責保険による被害者救済の妨げになっています。
障害認定基準について時間をかけて自賠責保険独自の等級基準を設けるべきであり、実態調査及び新たな基準を検討するための専門委員会を設置してください。併せて労災準拠についての法律改正の検討絵を進めて下さい。
3,介護料支給対象者の拡大と充実を!
平成14年の改定により、対象者の範囲拡大、増額支給が行われ、いわゆる高次脳機能障害者にも支給されるようになったことは、大変ありがたいことでした。しかし、対象範囲が1級、2級と制限されています。
脳外傷の場合、3級担当でも、家族の介護、見守り、外出の付き添いなど、必要とする者が多くいますが支給は認めれれません。実際の介護の程度が介護料に反映されず、矛盾が生じています。判例では5級でも介護費用の認定例があります。
脳外傷者の介護料の支給については、自賠責保険の等級によらず、全て診断書により決定を行うよう改めてください。
4.家族サポートの充実を!
交通事故被災者の家族は事故当初から、大きなストレスを受けます。家族は抑うつ状態や日々の当事者への言動への対応に疲弊し当事者の障害を増悪させる場合もあります。
当会の会員でも家族が睡眠剤を常用したり、自殺や、離婚に至った事が報告されています。交通事故被災者の家族の精神的な支援は、障害者福祉策では対応されていない部分です。その為、事故当初からの相談などのよりどころとして当会の家族によるピアサポートは重要な役割を果たしています。被災者救済策として当事者家族相互の精神的なサポート事業は不可欠です。家族サポートシステム構築のための新たな事業を自賠責保険運用益に江実施してください。当会はこの度、NPO法人を申請して、家族サポート事業を充実させる計画中であり、当会が交通事故被災者家を実施できるための方策を検討下さい。
5.リハビリ講習会の拡大実施を!
日本損害保険協会の助成により近年各地で実施されるようになった「リハビリ講習会」は各地に交通事故の後遺症の実態と医療、福祉関係者、行政などへの情報提供の機会となり、地域支援者の拡大、事故防止、社会啓発に役立っています。特に、どこからの支援も無く孤立していた交通事故を原因とする高次脳機能障害と家族へ勇気と社会復帰への意欲を与える好機となっています。当事者・家族会が設立されていない地方などでも実施可能となる由、予算枠の拡大について、損保協会への指導、助言をお願いいたします。
6.北海道、九州にも療護センターの設置を!
遷延性意識障害の当事者を介護する家族の苦労は経験してきた、私たちとしても他人事ではありません。現在療護センターの無い、北海道、九州地方にも、どうか療護センターを設置してください。早期の専門的、十分な介護体制の取れる療護センターの設置は、意識障害からの脱却への近道です。救命救急医療の充実と共に、究明された命を無駄にしない体制の整備をさらに充実させてください。
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三重独立を目指して
4月から体制が変わり法人活動を行っていきます。
愛知県で承認を得たことによって、三重支部の活動に制限が出てきます。
そこで、三重独立を目指し会員の皆様が気軽に訪れる事が出来る場所を探しています。
現在、三重県身体障害者総合福祉センターで毎月第2金曜日午後1時より相談を受け付ていますが、
一カ所だけではなく活動場所を増やしていきたいと思っています。
まず手始めに四日市市内でと思っています。
4月1日より「なや学習センター」と「市民活動センター」が「なやプラザ」と名称を変えて利用できるようになりました。
毎月決まった曜日に皆様に来ていただけるよう「なやプラザ」を借りる予定をしています。

なやプラザ地図
所在地:四日市市蔵町4番17号
交通アクセス: ・近鉄四日市駅~三重交通バス
四日市港行又は健康増進センター行
「相生町」下車徒歩5分
・JR四日市駅~徒歩8分
しかし、活動していくためには毎月の利用料など経費がかかってきます。
そこで皆様にお願いがあります。。
脳外傷友の会「三重TBIネットワーク」設立のため会員登録をして頂きたいと思います。
会費や規約などまだ未定ですが、後日ご案内を差し上げますので、よろしくお願い致します。
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