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国土交通省自動車交通局保障課ヒアリングに対する日本脳外傷友の会の要望書

国土交通省自動車交通局保障課が、自賠責保険制度の見直しにあたって日本脳外傷友の会に意見聴取を行いました。それに対する日本脳外傷友の会の要望書の要点をご紹介します。


無保険者、ひき逃げなどの被害者救済対策
高次脳機能障害を負った場合、現行の補償額では生涯にわたる生活の保障が行えないので救済策を制定して欲しい。
自賠責保険等級基準の抜本的見直し
自賠責保険が拠り所としている労災保険基準は、脳機能障害に着目していなかった昭和20年代にその骨格が作られているし、また介護の定義が曖昧であることから、自賠責保険独自の等級基準を設けて欲しい。
介護料支給対象者の拡大・充実
支給対象者は1級・2級に制限されているけれど、脳外傷の場合3級であっても家族の介護などが必要となる場合が多いので、 自賠責保険の等級如何に関わらずすべて診断書により決定されるようにして欲しい(判例では5級でも介護費用が認定された例もある)。
家族サポートの充実
家族の精神的な支援は障害者福祉施策では対応されていない部分であるけれど、実際には睡眠薬の常用・離婚・自殺などといった問題もあるので、家族サポートシステム構築のための新たな事業を実施して欲しい。
リハビリ講習会の拡大実施
日本損害保険協会の助成によって近年各地で実施されるようになったリハビリ講習会を、当事者・家族会が設立されていない地方でも実施可能になるように、予算枠拡大について損保協会への指導・助言をして欲しい。 
北海道・九州にも療護センターを
専門的で十分な介護体制の取れる療護センターの早期設置は、意識障害からの脱却のために必須であるため、原材料後センターのない北海道や九州地方にも療護センターを設置し、体制整備を更に充実させて欲しい。

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