モーンダーレンの風景の背景

ここではこの曲の背景となっているモーンダーレンについて見ていくことにします。

モーンダーレンはノルウェーの海岸沿いに近い山間の街です。ノルウェーと言えば氷河によって作られるフィヨルドというギザギザの地形で有名ですが、このモーンダーレンもフィヨルドを形成する地域ですばらしい景勝地となっており、「小さいながらも観光客が足を運ぶ田舎町」といった感じであるようです。

landscape1

モーンダーレンは観光だけではなく文化振興に対しても積極的な姿勢を見せています。特に伝統文化保護に力をいれているようで、モーンダーレンの、とあるコミュニティでは「Saami」という文化の継承に一役買っているようです。「Saami」というのは日本で言うアイヌ民族みたいなもので、少数民族ゆえにノルウェーに吸収されてしまったという歴史があり、彼らの言語であるSaami語は、現在絶滅を危惧されている言語であるようです。こういった流れの中でモーンダーレンはその文化を守っていこうという立場をとっているわけです(下の写真は伝統舞踏の一つ「seagull」)。

seagull

こういうふうに見てみると「モーンダーレンの風景」はただきれいな風景というだけではない、この地の人たちの「この地を守っていこう」という熱意のこもった曲ととらえた方がおもしろそうですね(スパークがそこまで考えて作っていたかどうかは別ですが)。