こんな人は上手くならない(たぶん

あくまで自分の経験上、あるいは周りの人を見てきて、という程度ですし、もちろんここに挙げたような人でも上手くなる人は上手くなりますので、まぁ参考程度に。

初心者の段階なのに基礎練をしない人
運動系も認知系も礎ができていない段階での基礎連はとても大切だと思います。基礎練は演奏の正確さを追究する上で重要だし、その正確さを自動化できていない段階でこういう練習をしないのは上達の妨げになると思います。たとえば演奏会が近づいてるとかそういうやむを得ない状況もあるのかもしれませんが、だからこそ、初心者であれば、時間を作って他の人よりちょっぴり多めに練習する必要があるでしょう。
楽器の善し悪しについて雄弁に語る人
あのメーカーの楽器はよく響くとかあそこのは音が全然抜けないとか、もちろんメーカーには良くも悪しくも一般的な特徴があると思います。 プロフェッショナルな人であればそういう部分も多いに考慮するでしょう。しかしアマチュアの場合、そういった特徴と演奏の善し悪しの間にはさほど強い相関は感じられません。平凡な楽器を使ってすばらしい演奏をする人はたくさんいますし、また非常に高価な楽器を使っていても全然へたっぴな人もたくさんいます。要はその楽器を「使いこなす」ことだと思います。楽器について語っている人は、一度本当にその楽器では表現できないほどの技術と音楽性を兼ね備えているか自問した方がよいと思います。また楽器について語るよりも、音楽について、あるいは自分の演奏について見つめ直し、それを語る方がよっぽど有意義です。
曲を一通り合わせて満足感を得る人
私はこれを「オナニー的」と評します。もちろん満足感は得られるでしょうが、それは自己満足であることが多いと思います。一緒に演奏している人がどのような演奏をするか全く考慮せずに、自分の演奏を突き通すだけの合奏に何の意味があるでしょう?得るものは何もないように見えます。
ゆっくりしたテンポで練習しない人
ゆっくりしたテンポで正確に演奏できないのに、速いテンポで演奏できるとは考えにくいです。速いテンポでできているように聞こえていることでも、実はそれはただ単に自分の時間の分解能がそのレベルでの音符を分割し切れておらず、「何となく」合っているように聞こえている場合があるでしょう。もちろんこれには拍子をどのようにとらえるかという別の問題が関わっていて一概にはいえないですが、難しいフレーズを速いテンポで何度もトライして「吹け無いなぁ、難しいなぁ」と首をひねっている人を見るたびに、「ゆっくり吹けよ」と突っ込んでしまいます。ゆっくり吹いて、正確に吹けたらテンポを上げて、最終的に目的のテンポになればいいのです。